2020年9月17日の『アメトーーク!』を見ました。
「東京って難しい芸人」という企画の回です。
これを見て感慨深かったのはかまいたちさん。
オープニングで「その席は千鳥さんだろう!」とツッコまれてましたけど、なかなかどうして。
しっかりとフォローされていて頼もしかったです。
アメトークの本編の記事はこちらです
▶アメトーーク 東京でブレイクしたい!ダイアン・アインシュタイン・天竺鼠・プラマイ「東京って難しい芸人」 - 今日も暇です。
▽目次です▽
- かまいたちの1年前はブレイクの兆し「なし」だった
- 今では考えられないが「クックパッドTV」の視聴者数が少なかった件
- かまいたちの凄さは実力を運に変えたこと
- 松本人志が1票いれたM-1ファイナル
- コントと漫才からYouTuberへ
かまいたちの1年前はブレイクの兆し「なし」だった
メンバーはダイアンさんをはじめとして、なるほどなぁと納得いく芸人さんでしたけど、アインシュタインさんはこのメンバーにはまだ入らないような…?
もっと他にいるでしょうという感じもしますけど、コロナでロケや収録が流れることもあったでしょうから、吉本側で売り込みたかったのかもしれません。
さて、かまいたちさんですけど、ゲスト側の席に座られているのを見て本当に感動しました。
1年くらい前までは、イマイチな感じがありました。
かまいたちファンの方でしたら覚えてらっしゃるでしょう。
「余談」とかちょいちょい面白いことはあるんですけど、ブレイクまではいかないという。
『水曜日のダウンタウン』でプレゼンターに出ても、観客からの声援は全くなし!
「しーん」と静まり返っていたのを思い出します。
これは観客の方々にとってはハマっていない芸人さんによくあること。
チョコプラさんだってありました。
ここで声援を浴びて、「売れましたね」というのが一種のアピールでしたっけ。
今は観客を入れてませんので、この間の『水曜日のダウンタウン』かまいたちさんのドッキリ冠かぶり隊の時の収録時には歓声がなかったのが残念です。
今では考えられないが「クックパッドTV」の視聴者数が少なかった件
そして、何よりも人気のなさというか、注目度が低いなぁと感じていたのが「クックパッドTV」です。
和牛さんはとてつもない人気でしたけど、その後に開始されたアインシュタインさんの視聴者数も多かったのですが、かまいたちさんは全く視聴者数があがらず。
私はほぼ毎回見てましたけど、1500人という日もありました。
今じゃ考えられない数ですよね。
そういう時期がつい1年ほど前まであったということです。
余談ですけど(笑)、和牛さんの「クックパッドTV」の最終回が7万人というのは凄まじかった。
「まじタピオカ」「ほんと黒糖ラテ」とか言っていたのが懐かしい(笑)。
「まじタピオカ」はダウンタウンの番組では絶対言わなかったという山内さんが面白かったです。
大御所MCの本気の番組では言わなかったと暴露されてましたっけ。
かまいたちの凄さは実力を運に変えたこと
大阪では大人気の芸人さんですけど、全国区となると、かまいたちさんはいわゆる玄人受けのする、お笑い好きのファンが多いイメージでした。
華やかでスター性のある芸人さんではなく、ネタの面白さで人気がある感じです。
やはり、キングオブコントを優勝をしているというのが強いでしょう。
そして、M-1でもファイナリストとなってました。
かまいたちは面白い、という認識がお笑いファンの中にはあるものの、女性ファンがつく感じとは遠い感じでした。
その女性ファンを掴めるのが濱家さんの役割ですし、山内さんも上手にアピールをするもののなかなか浸透せず。
それでも辛抱強くキャラを貫いていた印象があります。
そのかまいたちさんがブレイクできたのは、やっぱり本職が面白かったことに尽きます。
M-1のファイナリストになり、最高の出来でネタを披露。
これが大きかったでしょう。
松本人志が1票いれたM-1ファイナル
そしてなんといっても大きいのが、M-1のファイナルで松ちゃんがかまいたちに入れたこと。
たった1票が天下の松本人志であったこと。
これが非常に大きかった。
▶かまいたちは松本人志に漫才とコントの王者として認められたコンビ! - 笑う門には福が来る!
和牛さんがM-1で3年連続2位という偉業を達成しましたが、この時も松ちゃんが3年連続ずっと和牛に入れていたのが大きいと思ってます。
それだけ影響力が大きいのが松ちゃんの1票。
人気が高い分、松ちゃんを好きではない方も多いでしょうけど、これだけ影響力があるというのも事実。
かまいたちさんはM-1で2位だった、と自ら言い続けてましたけど、この2位は松ちゃんによるものというのも言い続けてました。
こういうなりふり構わない姿勢って、大事なんですよね。
今の時代、自らガンガン言っていくスタイルも有効です。
言わないと埋もれてしまいますから。
結果、かまいたちさんはコントで最高の賞であるキングオブコントを受賞、漫才の最高の賞であるM-1が2位というまさに超実力派!
以前にも語りましたけど、これはサンドウィッチマンさんの逆バージョンです。
天下のサンドウィッチマンさんに続くことができるのは、数少ない真のお笑い芸人さんでしょうけど、かまいたちさんは間違いなくそこに行ける才能があるということ。
これによって、お笑いファンだけではなく、世間一般にもお笑いの凄いコンビ、というイメージができあがりました。
コントと漫才からYouTuberへ
M-1で優勝という最高の栄誉を獲得することは叶いませんでしたが、東京でブレイクするという願いは叶ったわけです。
そんなかまいたちさんが今力を入れているのがYouTube。
芸人さんがやるようなお笑い系もやりつつ、YouTuberで流行っているものも取り入れる柔軟なチャンネルで、若者にも大人気。
気が付けば、Twitterでもかまいたちさん贔屓の若い女性ファンがすごく増えたように感じます。
かまいたちさんにとって、これからが本番です。
テレビで冠番組を取れる枠は決まってますから、1つずつ頑張っていってほしいですね。
いつまでもコンビ仲良く、西のサンドウィッチマンさんを目指して欲しいです。
山内さんが生意気キャラなので毒が強いですけど、あまり良い子ちゃんだとお笑いをする上ではマイナスですから、ちょうどいいんだと思います。
10月からの冠番組楽しみにしています。
▽かまいたちさんのコンビ愛の記事もどうぞ▽
『村上マヨネーズ』かまいたちの通知表でコンビ愛を読み取る! - 笑う門には福が来る!