2020年1月22日放送の『水曜日のダウンタウン』を見ました。
ダウンタウンの番組の中でも毎週1番楽しみにしています。
今回は予告でも登場していた板東英二さんが大活躍の回です。
時代劇でいう悪代官並みの裏切らなさが凄まじかったです。
▽目次です▽
- 2020年1月22日放送の組み合わせの妙
- スタートはキンタローさんの検証から
- この組み合わせだったからこそある程度防げた波風
- 『水曜日のダウンタウン』のエース・クロちゃん
- クロちゃんとは別な意味でのゲスいキャラを確立した板東英二
2020年1月22日放送の組み合わせの妙
今回は上手に放送する企画を集めたなという感がありました。
3つの説が過去3回の回のそれぞれの収録だったからです。
①『田舎に泊まろう！』で家に泊めてくれた田舎の人が『泊めて』と逆にやってきたら 受け入れざるを得ない説
◆ゲストメンバー
2019年12月19日放送回と一緒：高橋茂雄さん（サバンナ）、みちょぱさん、尾上松也さん、藤本美貴さん
②子供からもらった松ぼっくり 家まで持ち帰らざるを得ない説
◆ゲストメンバー
2019年12月25日放送と一緒：バナナマン（設楽統さん、日村勇紀さん）、指原莉乃さん、川谷絵音さん、渡辺直美さん
③みんなの説「押忍！空手道」第3弾
◆ゲストメンバー
2020年1月8日放送と一緒：ケンドーコバヤシさん、平嶋夏海さん、板尾創路さん、本田朋子さん
これ、どうしてあぶれたのかわかりませんけど、今回は見せ方がわかっているとしか言いようがない！
スタートはキンタローさんの検証から
今回スゴイと感じたのは、1本目の説「『田舎に泊まろう！』で家に泊めてくれた田舎の人が『泊めて』と逆にやってきたら 受け入れざるを得ない説」をキンタロー。さんが放送許可されたこと。
ご自身のTwitterでも敦ちゃんのモノマネを取り入れて、「キンタロー。を嫌わないでください」とツイートしてましたけど、反響が怖かったんじゃないのかなと感じました。
嘘をついてしまった言い訳がちょっとキンタローさんのイメージにそぐわなかったので、そこへのガッカリ感はありましたけど、都内の都心となれば手狭でしょうし、突然の来客に対応できないのは仕方がないと思います。
しかも、私は知りませんでしたが、キンタローさんは現在妊娠中とのこと。
それはしんどいですよね。
そういう背景もあり、同情の声も集まっていました。
さらにキンタローさんを泊めた田舎から上京してきたご夫婦も「責めないであげて」とキンタローさんを庇ってました。
自然とこういう言葉が出るということは、『田舎に泊まろう！』で素敵な絆が出来ていたという証にもなっていたと感じました。
松ちゃんも浜ちゃんもキンタローさんを慮っている感じが見て取れましたし、そういう部分では一旦の救いがあったように感じます。
ダウンタウンは普段悪態ついたりしても、こういうところはなんだかんだ優しいですから。
本当にリベンジがあるかもしれません。
別な企画でね。
この組み合わせだったからこそある程度防げた波風
続いて、『水曜日のダウンタウン』ではポンコツぶりを遺憾なく発揮しつつも、どこかいい人であることが隠せないキャラというのを確立しつつあるのが、パンサー尾形さん。
これがよかった！
尾形さんらしい悪態もありつつも、結局は人がいいんですよね。
そのおかげでこの企画はほっこり方向で終わります
続いて凄まじかったのが、「子供からもらった松ぼっくり 家まで持ち帰らざるを得ない説」。
嫌な予感しかない検証です(笑)。
検証される人はこの4人。
- バイきんぐ西村さん
- コロチキ・ナダルさん
- 野性爆弾ロッシーさん
- 板東英二さん
松ちゃんじゃないですけど、バイきんぐ西村さん→コロチキ・ナダルさんというキョーレツなキャラが続き、ある意味裏切らない展開の検証となりました。
そして、いい人代表の野性爆弾ロッシーさんを投入。
ロッシーさんがこれまた裏切らないホッコリ対応で、これも予想どおりの安定感が出ていました。
最後に魔王というか悪代官な板東英二さん！
これが素晴らしかった！
今回の番組MVPは間違いなく板東英二さんです。
いろんな不快感やモヤモヤが、坂東さんの悪行によって消し飛びました。
凄まじい破壊力で番組をリセットしていました。
最終的にこうなっただけで、藤井さんはそんなこと考えてなかったかもしれませんけど。
いや、藤井さんなら考えていそうではある。。。
『水曜日のダウンタウン』のエース・クロちゃん
『水曜日のダウンタウン』はエース級のキャラを次々と生み出しますけど、その中でもゲスい部門担当は番組の貴重な柱となっています(笑)。
最たる存在は、みんな大好き(笑)クロちゃんです。
クロちゃんのプロ級のクズくてゲスいキャラはなかなか存在しません
しかもクロちゃんの面白いところは、そのキャラクターが『水曜日のダウンタウン』じゃないと発揮できない点です。
ある意味、演出が難しいキャラクターなんでしょう。
さじ加減も大事ですし、『水曜日のダウンタウン』は基本的に悪意目線であり、放置系になります。
だからこそ、クロちゃんの持つ本来の魅力と生態が思いっきり映像に現れるわけです。
それが面白い。
『ロンドンハーツ』でクロちゃんが出演した時、淳さんが「うちでは対応できないので藤井健太郎に返します」と上手い切り替えしをしてましたけど、イマイチなんですよね。
あの演出上手の加地EPをもってしても、クロちゃんの面白さは最大限に引き出せないのです。
クロちゃんとは別な意味でのゲスいキャラを確立した板東英二
そのクロちゃん級のゲスいキャラとして、インパクトを残しつつあったのが板東英二さん。
これまでも『水曜日のダウンタウン』ではいい印象がさっぱりないVTRでした。
記憶に新しいのは、2019年6月12日放送の「中継先にヤバめ素人が現れても ベテランレポーターなら華麗にさばける説」です。
ヤバイおじさんが無理やり映像に入ろうとしてくるのをどうやって捌くかの検証シリーズで、ノブコブの吉村さんが絶賛されたといういい企画でした。
この第2弾に板東さんが登場し、ヤバイおじさんを邪険に扱った挙句、放送出来ない内容となりカットされてました。
スタジオでは騒然としていましたっけ。
▶『水曜日のダウンタウン』板東英二OA全カットとミスターちんの神対応 空気砲再び！ - 今日も暇です。
それを伏線的に見ているわけですから、今回の松ぼっくりでいい対応をするわけがないと視聴者もわかるわけです。
どれだけ悪態をつくのが見ものとなるのですが、オチがまさかのお金要求(笑)。
いや～、お見事！
板東さんって所得隠しがありお金に汚いイメージがあります。
それをそのまま出てくるキャラクター性が面白かった！
ここで板東さんが出てきて、全部かっさらっていきましたよね。
キョーレツな悪人登場で、前半の「ちょっとあれれ」な方々は全員吹き飛びました！
そういう意味では、キンタローさんは救われましたね。
松ぼっくりの本当の放送は2時間SPだったようですけど。
「松ぼっくり」を2時間SPに入れようとした気概は買ってほしい。
— 藤井健太郎 (@kentaro_fujii) January 22, 2020
また板東さんはダウンタウン、特に松ちゃんに熱い信頼をおいているコメントも秀逸でした。
「松ちゃんがちゃんとやってくれるでしょ。俺のことは1番よく知ってるから」
なんだかんだとNGがない板東さんが面白いよねってことです。
次回いつ登場するかわかりませんけど、よりゲスいものを期待しちゃいます(笑)。
だから『水曜日のダウンタウン』はやめられない！
はぁ…さらばさんと藤井さんの映像ライブ観たかったよ…
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