笑う門には福が来る!

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『M-1 2020』王者マヂラブ 一夜明けて荒れ具合の感想と3冠王の可能性

昨日行われたM-1グランプリですけど、一夜明けても荒れに荒れてますね(笑)。
そういう意味では歴史に残る『M-1グランプリ2020』だったと思います。

  

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どんなにいろいろ言っても王者はマヂカルラブリーさんであることは覆りませんので、不満があるにしても来年に期待を寄せるくらいしかどうにもならないと思ってます。


でも、荒れる原因になったのはわからなくもないです。
そんな雑感です。


▽目次です▽

 

「喋り」の本命が振るわずが原因だったのかも

思い返せば2018年までの数年間が割りとモヤモヤが残る決戦でしたけど、2019年の『M-1』が久しぶりに『M-1グランプリ』であることの意義があったので、そこの期待もあったでしょう。
コロナでしょんぼりしている世の中を笑いで吹き飛ばして欲しいというのもあったでしょう。


ところがコロナの影響があったせいかはわかりませんが、「喋り」で勝負するというイメージの強いファイナリストがあまりいなかったのが今回のM-1でした。
これが大きな原因でしょう。


漫才がコントだったという意見を結構目にしましたけど、コント漫才は今までも数多くありましたので、マヂラブさんはその究極の形だったに過ぎないと思ってます。
ただ「べしゃり」や「話芸」となるとちょっと違和感があるのかなとは思いますが、漫才の定義が幅広くあるのであればマヂラブさんだって1つの漫才の形でしょう。


昨日の大荒れの原因は、まだ1番漫才のイメージに近い形だった見取り図さんが決戦の2本目が思ったほど面白くなかったという点につきます。


これが1本目くらいの面白さであれば間違いなく優勝でしたし、多少の不満は出たとしても「仕方ないかな」くらいにはなったのではないでしょうか。
ただただ2本目が残念すぎた。
そこで2本目で超変化球のマヂラブさんがそこそこ面白かったので、激戦を制したという結果になりました。

 

私は松本信者(笑)なので、松ちゃんの点数や票に注目しますが、松ちゃんにとってはマヂラブさんは面白かったんでしょうけど票を入れるまでではなかった。
対する見取り図さんには入れる出来ではなく、おいでやすこがさんに入れざるを得なかったという風に感じ取りました。
想像なので全く違う可能性もありますけど、「3者で迷ってファイナルで1番だったおいでやすにしよう」ということを言っていたので、あながち間違えてもいないような気もします。

 

 

 

Yahooの投票では見取り図が圧勝

Yahooニュースの中でM-1の投票が行われてました。


2020年のM-1、あなたが一番面白いと思ったのは?

news.yahoo.co.jp

 

これみたらビックリです。
もちろんそういう層が集まりやすい場ではあるでしょうけど、こんなに大差がつくとは驚きました。

 

なにげにインディアンスさんが上位なのが嬉しいです。
おいでやすこがさんが本当に優勝したらしたで、めちゃくちゃ叩かれたかもしれませんけど、ある意味潔かったようにも思えるので2位というのも納得。
私自身ニューヨークさんが敗退後はおいでやすこがさんを応援してました。

 

マヂカルラブリーの1番の強みは強運である引きの良さ

マヂラブさんが早速キングオブコントで優勝して3冠王になると宣言しています。
たぶんなんですけど、1番獲るのが難しい『M-1グランプリ』を制した段階で、あり得ると思ってますし、実際に3冠王になると思ってます。
もちろんすぐにではないでしょうけど、そのうち達成するのではないでしょうか。

 

とにかくマヂラブの野田さんは類まれな強運の持ち主だと感じました。
実力がある芸人さんはたくさんいますけど、皆さん「運」がない。
運も実力のうちと言われるとおり、野田さんにはその運の実力が1番ある方なのではないかと昨日思ったのです。

 

お笑いのアイコンとして君臨できるかどうかというのは、また別の話になりますけど、3冠を獲ることは可能ですし、かなり実現性が高いでしょう。
昨日のM-1でも漫才ではなくコントと言われるくらいですから、マヂラブさんにとっては戦いやすい賞のはず。
野田ワールドを繰り広げられやすいことも優位です。

 

唯一で現ライバルになりそうな霜降りの粗品さんがその前に狙って来たら驚きますが、そこはどうでしょうね。

 

とにかくM-1運のなかった和牛とかまいたち

真逆なのは和牛さんですよね…。
あれだけ運のないコンビは笑い飯さんくらいかも。
笑い飯さんは最終的にM-1王者になれましたけど、とにかく長かった。

 

和牛さんは3年連続決戦に行ってずっと2位っていうのは、運を引き寄せられなかったとしか言いようがないです。

 

もし今年出場していたらそれなりに面白い戦いにはなったでしょう。
ただコロナの影響があるので劇場で調整できないのは、他の落ちてしまった芸人さんと一緒なのであくまでも「if」のお話です。
そのあたりの決断も間違えてしまったんだろうなとも思ってます。
まさに運がなさすぎ!


かまいたちさんも昨年あれだけスゴイ漫才をして、2番目の順番なのに最高得点を出して優勝だと思ったら、まさかのミルクボーイさんの出現。
これも巡り合わせの悪さでしょう。
でも、かまいたちさんはキングオブコント王者なので和牛さんよりもずっと救いがあります。


そして、皮肉にもM-1中に流れたかまいたちさんのCMが1番面白いと言われる始末(笑)。

思わず呟いちゃいましたw

 

2018年までのM-1は毎年こんな感じで荒れてたなぁというのを思い出しますが、2018年って久保田さんと武智さんのやらかしでそれどころじゃなかったでしたっけ(笑)。

 

いろいろ「経て」のM-1ってことで!

 

上沼さんと巨人師匠の件も語りたいですが次回!

 


▽昨日の「M-1 2020」の感想もどうぞ▽

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